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自分と向き合う時間の大切さ

マインドフルネス…五感に浸り自分と向き合うひととき


これはおととし、NHK文化センターカルチャーのオンラインセミナーをさせていただいたときに、参加の皆さんに添付させていただいた文章なのですが、改めて資料を整理していていたら、これって多くの人に伝えたいことだなと感じたので・・・

こちらに少し手直ししながら載せることにしました。


セミナーではマインドフルネスが、何かあったときに立ち直る力、レジリエンス効果を高める効果があること、そしてマインドフルネス体験と同じような効果があるAwe体験についてなどもお話をさせていただきました。


原や大海原、天の星空など、自然を前にし 圧倒され、自分の存在の小ささを感じる体験 そのAwe体験を感じている時に脳はとても活性化される といいます。 また、マインドフルネス瞑想をしている時と同じようになりようになり、目の前の出来事を思考や感情に捉えれず、ありのままに受け取ることがで きるようになるとも言われてます。 地球の未来に想いを馳せられるようになるため、謙虚な気持ちを起こし、世の中の為、誰かのために役立ちたいという想いがわくといいます。 また、見破る力…騙されない思考力にも繋がり、Awe体験がないと、情熱のある 人の話や面白い話には弱く、議論でも説得されやすく熱く話されると信じてしま う。 Awe体験とマインドフルネスがここでも繋がっていて、 現代社会の中では意識的にマインドフルネスな状態を作り出す(瞑想等)必要があるのだけれど、自然を前にすると意識しなくても、「あっ川の音だ」と水の流れに耳を澄ませたり、「きれいな空だ」と空を仰ぎ眺める…まさに五感に浸る時間・マインドフルネスのひとときを自然に体感できます。 枡野 俊明さんの著書 『近すぎず、遠すぎず。 他人に振り回されない人付き合いの極意』の中に "草の香りや北風の冷たさ、小鳥の囀り、何の計らいもない自然と触れ合うこと で、心がもともと備えている相手との距離の自動調整能力を育むことができる" という文章があります。 幸い、私が住んでいる地元千葉は海に囲まれ、中程には養老渓谷や鋸山もあり、タヌキやキジは勿論の事、少し足を伸ばしドライブすると鹿、ニホンザルなどにも出会えます。 気質の事を知り、認知行動療法など心理のことなども学なび始めたころ・・・心に余裕が出てきた50歳ごろからですが少しずつ娘たちと身近な自然の中を巡るようになり、やはり自然の多い中にいるとリフ レッシュできるのを体感してます。 また、6年ほど前に初めて訪れた伊豆諸島の式根島でみた天の川と満天の星空と ライトスキューバー体験でみた海の中の世界が忘れられず、去年9月に5年ぶり に行ってきましたが、白い石英の多い砂浜に寝転がり、長い間星を眺める時間は 至福の時間でした。 海中温泉という海底からプクプクと温泉と小さな無数の泡が湧き出ている場所に 娘と潜ったのですが、不思議な世界に迷い込んだような素敵な体験でした。 海の底にある岩場の温泉に寛ぐ海亀や泡のカーテンの向こうを泳ぐ娘の姿。 余分な思考など浮かばず、ただただ五感に浸るひとときでした。 海も空もいつもそこにあって、雄大で…本当に人間の一生なんてほんのひとと き。 その刹那な人生の中で、まだ目にしていないたくさんの自然や感動を自分にも娘 や孫たちにも見せてあげたいなぁと感じています。 誰もが持つ豊かな感受性 近くの公園や並木道…疲れた時に見上げる空も、寂れた港町や冬の海岸…いろい ろなところで自然はいつも胸を広げて待ってくれています。 自然が生み出す揺らぎ、空を仰いで風を感じてみる…。 季節の移ろいや、赤とんぼ…何かに気づいたら、ちょっとだけ気に留めて観察し たり、ボーッと眺めて欲しいなと思います。 そして夢中になって自然の中で遊ぶこともマインドフルネスに繋がっているのだ と孫たちの姿を見ていて感じることも多い日々です。 子どもの頃は意識せずとも、語彙が少ない分、自然と五感に浸ることや、時間を 忘れて夢中になれる時が多いのではないかと感じますが、大人になってしまった 私たちは意識的にマインドフルネスを取り入れていく必要があるのではないでし ょうか? また私たち日本人はどうしても同調圧力も強い場所も多く 、その中での役割やどうあるべきなのかということに囚われてしまいがちです が… フィンランドでは、子どものころから「あなたはどう思う?」「あなたはどうし たいの?どう考えるの?」と親から問いかけられ育つそうですね。だから自分で 考える力が育つ。見習いたいなと思います。 今からでも間に合います。 自分で自分に問いかけていきましょう。 『気持ちよく目覚められる自分って、どんな自分かな?』とか、 『どんな自分だ ったら好きになれるかな?』と自分に問いかけつづけていく。 気づきがあればノートにメモしていく。 あるべきすがたよりも これからどうありたいのか、ありたい姿や未来を明確にイメージしていくことも 大切です。 私は離婚してから20年くらい経つと思いますが…13年間の結婚生活の中、モラハ ラとDVで苦しかった頃、よく寝る前に目を閉じてから光の中で笑顔でいる子ど も達と自分の姿をイメージし、絶対そこにたどり着くんだと想い描いてました。 着の身着のままで逃げ出したこともありますが、その最中にDV法ができ、なん とか裁判で離婚でき子ども4人の親権も得ることが出来、今があります。1番大変 だった頃をどう乗り越えたのか記憶から欠如してしまっていてあまり覚えてない のですが… また離婚後何年かした頃…10年くらい前でしょうか…。 たまたま同じシングルマザーの方のお試しのコーチングを受けた事があります。 その時に目を閉じて5年後をイメージしてと言われて浮かんだ姿がセミナーのよう なものをしている自分の姿でした。 スーツではなく少しラフな姿で優しい笑顔で話す姿…人前で話すことは苦手なの に不思議なものです。 駆け出しのコーチだったその方も今はシングルマザー支援協会を立ち上げ活躍し ています。 明確な姿がイメージできればからなず脳がアンテナを張り、ナビゲーションされていく…そんなことを体感しています。 3年後、5年後どうありたいのか…その為に今どう過ごせば良いのか? 今日の積み重ねが未来に繋がってます。 想像力豊かななあなたであれば、なおさら 是非、常識という枠を取り払って、 あなたの思い描く、あなたが心から笑えるような優しい未来を思い描いて欲しい なと思います。 自分の中に眠っている力を最大限に活かす伴がマインドフルネスな生き方に隠されている、そんな気がします。 本当の想いに気付く 隠されてしまった思考や感情と向き合いながら明確に未来を思い描いていきまし ょう。 ひとりでは難しい…そんな時には是非ご相談いただければと思います。 講座やカウンセリング・交流会やワークショップなど、これからもコツコツと続けていきますので、ぜひまた逢いにきていただければと思います。 by 那智子

YouTubeチャンネルにアップしている瞑想も載せておきますね




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