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認知療法・認知行動療法とは 

学者で精神科医のアーロンペックが1963年に考案した


本来持っていた心の力を取り戻し さらに強くする事で困難を乗り越えていける


自分の心の力を取り戻す方法です。


出来事→自動思考(自然と湧き上がってくる考え)→感情→行動の相互関係

に注目し物の見方(認知)に働きかけ心のストレスを軽くしていきます。

同じ体験をしても それをどのようにとらえ、考えるかで、

 

そのときに感じる気分は違ってきます。


そして身体の反応や行動も違ってきます。

 

認知行動療法は


あなたの考えをしなやかに 柔らかくし

 

あなたの気分を軽くしてストレスを減らす手助けをするものです

 

 

否定的な認知の3つの特徴


ストレスがたまってうつ的な時、私たちは自分、周囲、将来の3つに悲観的な考えをもちやすくなります。

自分に対して悲観的


   「きちんとできない自分はダメな人間だ」と考えて、自分自身を否定するような考え方をしてしまいます。

 

周囲に対して悲観的


   「自分のようになんの役も立たない人間とつきあいたいと思う人はいない」と考え、

   周りの人との関係がうまくいっていないと感じるようになります。


将来にたいして悲観的


   「いまの状況はこのまま変わりようがないし、このつらい気持ちは一生続くのだろう」と考えます。

 



このような時こそ、少し立ち止まり、問題を見つめ直し、解決のドアを押したり引いたりしてみると、

 

また違った考えがみえてきます。

つらくなったときに頭に浮かんだ考えやイメージに注目し、柔軟なバランスのよい新しい考えにかえていく。

そのことで、そのときどきに感じるストレスを和らげる方法を学びます。

あなたが悪いわけではありません


ここで問題にしているのは「あなた」ではなくあなたの「考え」です。


「人」は変えられませんが、「考え」は変えられます。


あなたのストレスを軽くするために。あなたの考えを柔らかくするのです。


自分らしく生きていくため、自由な考えを身につけること、そしてストレスを軽くすることの両方が必要なのです。


認知行動療法ではバランスのとれた考え方と前向きな行動を身につけ 

 

そしてあなたを悩ませる困った問題についても一緒に考えていきます。

実際のホームワーク方法等も簡単にアップしていきたいと思います。

まずは一冊大きめのノートを用意しておいてくださいね。


ウォーミングアップとして一日の中で気になった出来事などを書く習慣をつけてみましょう。

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