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敏感な感受性と深い思考・・・HSPの気質って?


HSPとはHighly Sensitive Person の略で高感度な感受性を持つ人の事です。

アメリカの心理学者 エレイン・N・アーロン博士が提唱した比較的新しい概念です。


最近では「繊細さん」という言葉が独り歩きしちゃっているような感じもありますが、壊れ物のような繊細さとは少し違います。ものごとを繊細に捉えることができ、さらに深い思考を持ち深く内省する傾向を持ちます。ミラーニューロンが活性化しているので、人の表情や雰囲気などにも敏感です。


動植物や芸術作品からも様々なものを 感じ取る方も多く感じます。


私自身もHSPですし、HSPの方々に向けての活動を10年以上続ける中での気づきとしては


自分の為には頑張れなくとも、誰かの為には頑張れる。そんな方がとても多く、それは時として自己犠牲にも繋がってしまいます。


セルフケアを学び、自分が本当に感じている感情に向き合う事が大きな力になるように感じています。

アメリカの人口の15~20バーセントがHSP(Highly Sensitive Person)と言われています

​国民性を考えると日本ではもう少し割合が多そうですね。

人間だけではなく、ほかの生き物にも同じような割合でみられる性質であり、地球の歴史の中での必然でもあるといえるでしょう。


HSPといってもみなどうようではなく、何に敏感で、どんなアンテナが立っているかは人それぞれですが、共通して言えることは、物事を繊細に捉えることができる人でもあり、思考が深いのです。


繊細な味覚や嗅覚を活かしハーブやアロマの世界で活躍する方も多いのです。

感情に振り回されぬよう抑え込むことを覚え、嬉しいことも勿論

​悲しみや怒りまでもたくさん抱え込んでしまうこともあります。

感受性の豊かさを認めてもらえないような環境に育つ場合、不安で生きづらい思いを抱えてしまうこともあるでしょう。


感受性の敏感さは、もちろん病気ではありません

ただ、少数派の為に理解されなかったり勘違いされてしまう事も多いのです。


気質の違いなどに理解のない方の病院にいったりすると

​うつ病などと誤診されてしまうこともあるようです。

​病気ではないのに、抗うつ剤など服用してしまうことで体調をより壊してしまうことも多々あるようです。

マイノリティなので、敏感ではない感受性の方々に、気にしすぎだと言われたり、

心の病気と勘違いされたり、

自分でもどこかおかしいのでは?

​と悩んでしまったりすることも多いようです。

この感性の敏感さは 自然がくれた生き残るための才能ともいえます。

​安心できる環境と判断できれば大きく翼を広げ、力を発揮できます。

高性能な車とも例えられるこの感受性。

うまく乗りこなすには練習とコツ ちょっとしたスキルが必要となるようです。

特に新しい環境に入るときに用心深くなりがちなHSPは内気だとレッテルを貼られてしまったり、

​心の話やコアな話が好きで 直感が鋭く生真面目だったりもするので 

変わってるねなんて言われがちかもしれません

人に見せないようにして、人知れず苦労しがちなHSPですが、

​自分の感性を否定することなく、自分に合う職業、環境、人間関係など

整えていくなどで明るく幸せに暮らしていけます。

皆さんがもっと楽しく生き生きと過ごせるようになっていただけたらと思っています。

欝っぽい気持ちを抱えてしまったら  気軽にお話ししてみませんか?

ちょっとしたコツで気持ちは柔らかく楽になっていきます。 

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